Re: 仕事を続けるべきか悩む

現在お勤めの独法の更新面接を保険として受けておいて、
平行して就活を続けるのが一番だと思いますよ。

私もつい１年前まで某独法で任期付職員として働いていましたが、
労働契約法の改正により、今後は5年を超えて更新は絶対しない！
と就業規則が変わったので、
さっさと見切りを付けて、今は別の公的機関で正規職員として
働いています。

今は独法や自治体でも、けっこう中途採用で
年齢制限なく受験できるところが増えてますよ。

私が勤めていたとこは、元公務員だった独法なので
相変わらず公務員採用方式にこだわって、
なかなか中途採用試験を行わなかったのですが、
2年ほど前に、現在働いている任期付職員は
年齢制限に関わりなく、正規職員の採用試験を受験できるようになりました。
外部からの受験者は、相変わらず年齢制限30歳未満で。

私はもともと学卒ですぐ公務員になったのですが、
かなり特殊な職種だったので、31歳で退職しました。
普通の事務でのんびりやる方が、将来的に良いだろうと思ったので。
それで、とりあえず食いつなぐために、某独法で任期付職員として
働き始めましたが、人間関係も悪くなかったし、
そこそこの評価もいただいて賞与を加算されたりして、
居心地も良かったので、だらだら40歳まで続けてしまいました。

フルタイムでお給料もまぁ悪くなかったし、
任期付でもいいから、ずっと働きたいとは思っていたのですが・・・。
実際、20年以上働いている任期付職員もいましたし。

でも、MAX5年ルールで、やっぱりどこか正職を探さなきゃなぁ、
と思い始めたところに、採用試験受験可能のニュース。
渡りに船で、もちろん受験しました。
もともと公務員試験には合格してるし、30歳未満の外部受験組は、ゆとり世代だし。
筆記試験には難なく合格しました。
他に内部受験組で合格者はいなかったので、
これは当確だろうと思っていたのに、結果はまさかの面接落ちでした。

親しい人事担当者にコッソリ理由を聞いたところ、
どうやら「世代分布」が理由とか。
昭和46?49年のベビーブーム世代が高卒で公務員試験を受けた頃は
バブル期の最後で、
とにかく人材確保をと、無計画に採用した結果、
現在40歳前後の正職がやたら多かったんですよね。

釈然としない気持ちも残りましたが、
世代分布が理由なら、何度受験しても結果は同じ。
まったく別の公的機関の中途採用試験を受け、
今度は筆記・面接とも問題なく通り、めでたく正職になりました。

技術職とか研究職とか、特殊な職種なら別ですが、
公的機関は、公的機関勤務経験のある人を好む傾向があります。
中途採用ならなおのこと。
民間でバリバリやってた人は、かえって公的機関のルールに慣れていないので、
敬遠されがちです。
まぁ、その機関にもよるでしょうが。

だいたい、バリバリやってるような優秀な民間会社の社員は
公務員などに中途でなりたいと思わないでしょうし。

公務員の中途採用受ける人なんて、
潰れそうな中小零細企業の社員か、
民間でウダツが上がらないか、
非正規やフリーターかニートですもん。
（そういう私も長年非正規でしたが^^;）
倍率は恐ろしいほど高いですが、
実質倍率はそれほど高くないですよ。
フツーに一般教養がある人なら、余裕で筆記は合格します。
非常勤とはいえ公的機関経験があるなら、面接も有利でしょう。

つい先日も、労働者派遣法が変わったし、
とにかく、法改正によってどう扱いが変わるか分からないのが、
非正規職員です。
独法は労基法等が適用されるので、なおのこと、
労働関係法規の改廃に左右されます。

絶対、正職で転職すべきですよ！

ただし、保険として今のところもキープしておくべきですね。
受験でも就活でも、いくつも受験して「滑り止め」を作っておくのは
当たり前です。
別に罪悪感を感じる必要はありません。

公的機関で働きたいなら、中途採用試験は、
8?9月頃が多いですよ。
必死に勉強する必要があるほど難しい試験ではないですが
（中途採用はどうせ一般教養しか出ないし）
今から勉強を始めておくといいかも知れませんね。